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雇用統計はドル円121.40-アベノミクスの正体 
















1ヶ月前、

前回の雇用統計の記事で書いたのは
ドル円は114.58。

今回は121.40。

失業率は変わらないながらも
予想外の30万人を超える雇用者数は

バズーカ2.1と言ってもよさそうです(笑


動かない、動かない、と言っていた
夏頃のことももうすっかり記憶の彼方ですね。

ジャクソンホールを書いた記事は8月下旬。
8/23の記事では103.94。

それまで101円の後半から102円台をウロウロ。
やっと103円台にのってきた感じでしたが、

そこからあれよあれよの間に120円を越えて
結局、20円近く上がってきたことになります。

たったの3ヶ月と少し。
少々、急過ぎる感はありますね。

1回目の黒田バズーカの2013年4月、4/5の記事では
ドル円は 97.52 と書いていましたから

その急激さがよくわかります。


ディ・アフター・トレードでは昔から
2兆円の介入で1円上がる、と書いてきました。

この10月末の黒田バズーカ2で

それまで年間60~70兆円だったのを
80兆円にする、ということでしたので

1年半と3ヶ月での25円の上昇は
110兆円分くらいでしょうか。

直接的な介入ではないので効率が悪いのか
その効果は半分程度、というところでしょうかね。

これから3年間、量的緩和を続けるとすれば
240兆円の半分、120兆円ですから
60円程度は上がってもおかしくない、
と、そんな感じにもなります。

そうするとドル円は180円。

最終的な目標は
1985年9月のプラザ合意前の240円ですから、

そのあともう60円。

そう考えると6年間はQEを続ける必要があります。


ちなみに121円は、1988年初の為替レートですね。

シリーズ 日本経済を考える⑮ プラザ合意と円高 ... - 財務省
https://www.mof.go.jp/pri/research/special_report/f01_2011_04.pdf


6年後と言えば、奇しくも2020年東京オリンピック。

あくまでも偶然ではありますが6年という数字は
6Bars理論的にもピッタリな流れではあります。



ハイパーインフレの声が
そろそろ大きくなってきています。

ツイッターでもつぶやきましたが



国の借金1000兆円は
あくまでも行政機関の借金なのですから

原資がないのであれば
円を増やして借金の返済に充てるのが当然。

円を増やせば円の価値が低くなり
円安が進むのは自然。


円の信任がなくなる・・・、などという話もありますが

そもそも1000兆円も借金がある国の通貨ですから
信用が落ちるのはごく自然な当たり前のこと。


今までは、国民が預金を預けた金融機関に
国債を買わせていましたが

国の借金 >= 国民の金融資産 となってきて

いよいよ外国に買ってもらわなければ
ならない状態になってきた、・・・

その危険な状態よりは

日銀に円を増やさせて国債を買わせて
長期金利の上昇を押さえるとともに
インフレを増幅させ国の借金を棒引きにする、と

それが「アベノミクス」の正体。


そういう意味では、

金を借りている元の、貸し手の国民から、
税金をとって借金を返すというのは本末転倒。

国の信用を落として借金を返済すれば済む話です。


すでに決まっていたこととは言え、

アベノミクスの本来ではない消費税増税で
自らを窮地に追い込んでしまった失敗は

当然と言えば、当然のことと言えます。

個人にはそれができませんが、
通貨発行権を持つ国であれば可能です。
あとは、国の信用との差し引きですね。

真面目に働いて、良いものを作っている、

そういう意味での「日本国の信用」と
莫大に増え続ける円の量とのバランスで
ハイパーになるか、ならないか、が
決まってくることになるのでしょう。

でも、そういう点では、わりと日本人は
自信を持っているのではないでしょうかね(笑


米国もたくさんの借金を抱えています。

ただ米国は外からお金を借りているため
米国人自体は裕福な暮らしをしているが、

日本では税金や保険料等々でまきあげられ
国の財政難や借金返済にあてられるため、
日本人の暮らしは質素で苦しいものになっている、
と聞きます。

米国の日本からの借金は600兆円もあるとか。
おそらく踏み倒されるだろうということもわかっています。

視点を変えれば、米国は外から借金をしながらも
うまいことやっている、とも言えます。


日本国債の保有率は、外国人は4~5%。
発行済国債の消化はほぼ国内で賄われている、と、
その方針には間違いはないと思いますが、

ただ。さすがに1000兆円の借金は大きすぎます。

すべて量的緩和で賄おうとすると
安直に考えると、12年のあいだQEをやり続け、
さらに240円の円安に耐えなければなりません。

いまのレートからいくと360円/ドルですね。

これもまた奇しくも
為替レートが固定相場から変動相場へ変わった
1973年までの360円/ドルまで遡ることになります。

そう考えると、資本主義とは何ぞや、ということが
少し見えたような気になってきますね(笑


質量保存の法則
「化学反応の前と後で物質の総質量は変化しない」
http://ja.wikipedia.org/wiki/質量保存の法則


物や金や数字に、いろんな形にその在り方が変わっても
この地球上の総量としては変わらない。

経済においてもそんなことが成り立つのかもしれません。

今まで無理やり寄せられていた歪みが
徐々に解消されて元の状態に戻っていく。

その大きな流れの中に
ただ乗って居るだけなのかもしれませんね。



先の財務省関連の資料 には、その冒頭に、

「1980年代後半、日本経済は急速な円高を経験し
た。具体的には、1985年の年初の円ドルレートは
1ドル252円50銭であったが、1988年の年初には1
ドル121円となった。2倍以上の円高である。この
ような急速な円高の端緒が1985年9月のプラザ合
意であることは論を俟たないであろう。・・・」

と、あります。

1985年から1988年の3年間で
 252円/ドル → 121円/ドル だったのですから、

ここから3年間での240円への道が
けっして非現実的でないことは歴史が証明しています。


今ではもうすっかり放ったらかしになっていますが(笑

いっとき一生懸命、更新していました
別サイトの「SeeyaFund」に、

『計画的デフォルトのすすめ』

を書いていたのは、4年半ほど前の2010年5月頃。




あとは、きちんと意図を持って
戦略的に進めていけるかどうか、でしょう。



プラザ合意から来た道は長い道のりでしたが、

2014/11/18にツイートでつぶやいたように

"プラザ合意からの道を引き返す。
 途中で転ばぬよう気をつけて。"

ですね。






きょうは大きな話だけで終わってしまいました・・・(笑



結論からいけば、・・・

121円は、まだまだ超円高です(笑

と、いうことですね。


今年もあと少し。

がんばっていきましょう。



今回も直近目安の4時間足チャートと
相場観目安の週足チャートを載せておきます。









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