
ドル資金供給拡充策の裏側には
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いつもこの月初めの記事は「雇用統計」絡みの
記事になることが多いのですが
今回は "エア" な雇用統計でしたので
パスして進めていきましょう。
11月の最後の最後、11/30に
『ドル資金供給拡充』とか言うことで発表があり、
ドル円は一時、78円ちょいあたりから77.30円まで
ドン!と下げがあり、その後、ボチボチ上がって
今週末は 77.96 で終了。
なんだそりゃ。。 という展開でした。
協調に参加したのは、米、EU、日、英、スイス、カナダ、
ということで、中国も絡んでたとかどうとか。。。
ドルの供給を増やしたからって??? と
思った方も多いのではないでしょうか。
表向きはユーロ救済のためとのことですが
裏にはまた違う意味が隠されているようにも思えます。
イタリアの金利が高騰しているようで
それに話題は集中してスペインやポルトガルは
すっかりその陰に隠れてしまった感がありますが
どうなのでしょうね。。。
イタリアを救済するとなるとケタ違いで、
200兆円かかるという話も目にします。
ギリシャとは一桁違います。
この次はフランスが言われているようですし、
そうなるとさらに規模が大きくなります。
いよいよ不透明感が増しています。
さて、米国はどう動くのか。
リーマン・ショックが大きく語られることが多いですが、
考えてみたら、もともと2007年の「サブプライム・ショック」が
この長い長い騒動の起源だったはずです。
その始まりは米国の「住宅バブル」だったワケで
その原資は小泉政権の「30兆円介入」だったりして。。
な~んて考えていくと、
なかなかおもしろい考察になってくるのかもしれません。
今回のドル資金供給拡大の裏には何があるのか。。
もしかすると、今回も財布代わりにされているのかもしれませんが
『9兆円を超えた為替介入の裏で』
ロイター 2011/12/1
http://blogs.jp.reuters.com/blog/2011/12/01/
『またまた史上最大、為替介入-絞り出された8兆円の行方は』
ディ・アフター・トレード 2011/11/5
http://dayaftertrade.blog45.fc2.com/blog-entry-456.html
これからはもう中国に譲って、
いい加減にそういうのはやめていけるといいですね。
では、では。
今週の Method 9.7.5S のチャートは↓こんな感じ
※ブログからの配布は「サイト・ポリシー」にそって行っています。
※インジケーターのセットについては過去記事を参考に。
※取引システムの画像のときは「外為オンライン」デモの画面になります。
※配布中のインジケーター(D.A.TMethodなど)のダウンロードは → こちら
※インジケーターのセットアップ・設定、テンプレート等については
『サイト・インデックス』または『Reading Guide』を参照ください。
今週は1H足にしてみました。
真ん中少し左あたりにある、ドンと下げているところが
11/30のドル緩和策の発表による下げになります。
そのあとそれまでと同じ角度でボチボチ上がっているのが
興味をひかれますね。 隠れ介入でしょうか。
こういう作為的なマーケットのときは
インジケーターはあまり意味がありません。
もっと大きなトレンドにのってトレードするか
安全をとって眺めておくに限ります。
そして以下↓が"いつも系"の画像です。
※ブログからの配布は「サイト・ポリシー」にそって行っています。
※パラレルタイムフレーム(PTF)については過去記事を参考に。
※取引システムの画像のときは「外為オンライン」デモの画面になります。
※配布中のインジケーター(D.A.TMethodなど)のダウンロードは → こちら
※インジケーターのセットアップ・設定、テンプレート等については
『サイト・インデックス』または『Reading Guide』を参照ください。
いつもの5分足ベースのPTF(パラレルタイムフレーム)
左から15分足・5分足・1分足のチャートです。
(今回もサブは上の画像が DAT_MACD、下が DAT_TREND。
それぞれ DAT_MTF のパラメータ「ShowIndicator」に
"DAT_MACD"、"DAT_TREND" と設定して表示できます。)
こちら↑は、今回は4H足をベースにした
パラレルタイムフレーム(PTF)のチャートになります。
いちばん左に日足、真ん中は4H足、右に1H足。
中央の4H足では青太のラインのSP2を
完全に右上に抜けきっていますので
短期のトレンド的には転換したと言って良いでしょう。
左の日足では、雲の上にはのったものの、
まだSP2の下という不安定な場面にあります。
とりあえずはここでのSP2との絡みに
注目していく展開になるのではないでしょうか。
そして下のチャート↓が、これもいつもの年初から続けてみている
『誰も聞かない、わりと長期予報』(2011/1/9)
の、月足チャート↓になります。
今回も、MACDベースのチャート(上)と
TRENDベースの月足チャート(下)を並べてあります。
11/30の出来事で、結局、先月11月は
上昇バーで終わることはできませんでした。
ただ転換期に入っていることは確かです。
あとはここで固められるかどうか、
そこにかかっているのではないでしょうか。
決して50円/ドルへの踊り場にならないよう
国にはガンバってもらいですね。
それでは。今回もこの辺で。
『皆の英知を結集して』
ともにがんばりましょう!
では。また。
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