
雇用統計-罪深き黒田
ドル円は106.79。
今回の雇用統計は
雇用統計らしくない小ぶりさで
警戒感の強さがあらわれていましたね。
前回の2/5 は 110.15 、前々回 の 1/8 は 113.04 でしたので
この2ヶ月で6円以上下げてきたことになります。
4時間足のチャートには
その2ヶ月間がちょうど出ている感じになりますが
1/9 にSP2(青太ライン)を切り下げてから
1/23にあたらしい次のレンジへ急落開始。
今週終わりにやっとSP2にタッチし直したところで
グズグズな様子見状態になっていることがよくわかります。
米国原因でいろいろ報道されいますが
結局その根っこは黒田日銀の失策にあることはあきらか。
黒田が発言するたびに、とにかく下げ。
失われた期待や信頼は
もはや回復は無理ということでしょう。
今回も一番下に月足のチャートを載せていますが
バブル崩壊後の93年から94年頃に
よく似た雰囲気になってきているような気がします。
マイルストーンの赤ラインでいけば
105.50 - 110.00 - 113.50 のレンジ。
ここで下げ止まって 113円まで回復したとしても
94年1月を頂点に、
95年4月には80円を切るまで下げています。
円高が進んで、企業の海外への生産移転が加速して
デフレが強烈に進んだときですね。
月足のDAT_TRENDは下げクロスが確定し
レッドが点灯しています。
日足以下のチャートでは
いったん踊り場的かもしれませんが
週足、月足のMethodのチャートは
非常に形の悪いチャートになっています。
月単位での見通しでは
当面、マイルストーンの102円の赤ラインが
メドになってきそうな感じですね。
小休止でこれからいったんの戻しが入ってきたとして
この急落で買いを漬けてしまった方にとっては
どこであきらめを入れるか、
そして反転で売りの追いかけを入れるかどうか
大きな課題になりそうです。
レバ規制の問題もありますからね・・・^^;
こんな状況で、「出口の検討」を口にする黒田には、
あまりのセンスのなさに、あんぐりしかありません。
打つ手のない深い深いデフレ再開に
今度こそ耐えきれずハイパーが来るのかもしれません。
そうなれば漬けてる買いがあればあきらめず
とっておいたほうが良いとも言えますが(笑
では。今回もこのへんで。
がんばっていきましょう。
月足

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- [2018/03/10]
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